鳥 ――それは私たちの暮らしから切り離せない存在です。
鳥は自由、美しさ、愛の象徴です。しかし同時に、鳥はペットであり、食料源であり、ときに狩猟の獲物でもあります。本展「BIRDS」は、私たちが愛しながらも籠に閉じ込めてきた、これらの生物との長年にわたる関係を深く掘り下げます。人間と鳥との関係は、私たちの自然界への向き合い方をどのように映し出すのでしょうか。
カレル・ファブリティウスの1645年の名画『ゴシキヒワ』と、英国の美術史家サイモン・シャーマが、世界中から選りすぐりの色鮮やかな鳥たちをマウリッツハイス美術館に招きます。レオナルド・ダ・ヴィンチ、レンブラント、パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、トレイシー・エミン、イリス・ヴァン・ヘルペンといった巨匠たちの作品を通して、人間と鳥の関係を探求します。
